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​情報紙 SECOND

SECOND Column Page

もりさんぽ

vol.65「私たちのまち 久留米は…」
ヒト・モノ・コト ツナグ研究所
​商業活性 人材育成コンサルタント
​久保 森住光

 春は別れと、出会いの季節。新年度のスタートです。最近、特に気づくのです。「中心市街地では、たくさんの『出逢い』が、毎日のように行われているなあ…」と!アーケード内を見ておりますと、各所で「立ち話し」を行う方が増えました。笑顔で、話されている様子を見ておりますと、「久しぶり~」や、「元気だったあ?」の声も聞こえてきます。久留米市の中心地に存在する『久留米ほとめき通り商店街』は、逢いたい人に、逢える街だなと、つくづく思う4月なんです。

 3月20日には、『第65回宝恵まつり』が街中で行われました。子どもたちの健やかな育ちを願う祭事行事として、長い歴史がありますがコロナ禍で中断を余儀なくされていました。参加者にお話しを伺うと、「娘が昔、参加させていただいたので孫も是非にと申し込みました」とおっしゃる方が。往来の方は、「この行事を観ると、久留米も春だね」と言われます。長い期間に渡る、先人の心を知りました。

 その中で、とても印象深いシーンにも巡り合いました。このコラムで以前にも紹介させていただいた、六ツ門あけぼの商店街の名店『魚ぜん』さん。『宝恵まつり』の手伝いに来た日吉小学校、野球の子らがまた、店主を囲んで話している様子を見ることが出来ました。子らはみな、笑顔!素敵でした。また、『宝恵まつり』は、多くの支えがあってこそだとも実感しました。久留米大学アメリカンフットボール部の学生さんが多数、籠の担ぎ手として、『いちご姫コンテスト』の皆さんは福娘として参加して下さいました。感謝!感謝!の一日となりました。

 このように、多くの人が集い、楽しむ街をさらに進めて行く取り組みが始まっています。4月29日(月・祝)には、『第6回くるめ楽衆国まつり』開催も予定されています。今回は、どんな企画がなされるのか?気になりますね!住みやすく、楽しい街づくり。皆さんのお考えをお聞かせください。

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『第65回宝恵まつり』の様子

もりさんぽ

vol.64「ほとめきの心」
ヒト・モノ・コト ツナグ研究所
​商業活性 人材育成コンサルタント
​久保 森住光

 春うらら。弥生三月のスタート。心も浮く感じが素敵な季節です。様々な催事も盛りだくさん予定されています。機会を見つけ、街へお出かけくださることをお待ちしています。

 2月下旬の三連休に、『JFA第29回全日本フットサル選手権大会』のトーナメントが久留米アリーナで開催されました。静岡県のチーム「アグレミーナ浜松」が1回戦に出場。チームを率いて、旧知のまちづくり専門家(元県庁さん)が来久なさいました。このチームは、日本フットサルリーグ所属のプロチーム。各地を転戦していると言います。久留米市の印象を尋ねました。「良い街ですね!まちなかは綺麗で、魅力を感じます」と言われました。ありがたいなぁと思っていると、その後に「大きな公式戦ですから駅や商店街界隈に、「歓迎」の表示は出来ないものでしょうか?」と言われました。確かに・・・。

 久留米は、「ほとめき」の街。素晴らしい施策や取り組み、催事、人材にあふれる場所だと思っています。その分、組織や団体、行政機関も数が多く連携や連動が上手くいかない点もあるかと思います。主催や支援の形式、形態に多くが影響されています。何とかならないのか・・・。今回、あらためて感じました。ガンバロウ!と。

 とは言え、文化の香りも高く、おもてなしの凄さも感じています。久留米ほとめき通り商店街「まちあるき」では、六ツ門で毎回「一箱古本市」が開催され、「一番街ギャラリー」は多くの作家の展示が目を引きます。また音楽も盛ん。六ツ門町にある「久留米トラノコカフェ」(久留米市六ツ門町10-30)では多くのジャズライブが行われています。それも、超一流のミュージシャンのライブが!毎回凄すぎなんですが、私の注目は6月22日(土)・23日(日)に予定されている、ジャズピアニスト・谷川俊作さん&ドラァグクイーン・エスムラルダさんのライブ公演。谷川さんの父は、谷川俊太郎さん。エスムラルダさんは、ライターエディターとしても、ヘブンアーティスト(東京都公認大道芸人)としても著名。こんな素敵な、素晴らしいライブが行われるなんて!本当に佳き街!なんですよね!久留米!

水天宮恋ものがたり

もりさんぽ

vol.63「春になれば…」
ヒト・モノ・コト ツナグ研究所
​商業活性 人材育成コンサルタント
​久保 森住光

 暖冬と言われてはいますが、やはりこの時季は寒気も強いですね。体の芯から冷えるなぁと思う季節は、まだ続きます。春の到来が待たれる2月のスタート。暖かくなるのが待ち遠しいです。

 とは言っても季節は移ろい、様々な催事企画が待つ!春はやってきます。3月16日(土)は、『水天宮恋ものがたりライトアップコンサート&灯明まつり』が行われます。全国総本宮である水天宮様を舞台に実施されています。お昼は、久留米の名店が集う『マルシェ』が開催され境内が賑わいます。また、毎回多くの人を魅了するのが、子どもたちがつくる『灯明アート』です。境内だけでなく、筑後川の河川敷に色とりどりの灯明が飾られ、地上絵が表現されます。『水天宮船太鼓」がオープニングを飾るコンサートには、著名アーティストの演奏が予定されており、一日中楽しめるプログラムが組まれます。春の陽光に誘われて、多くのお客さまが楽しまれています。

 昨年はコロナ感染の影響もあり、10月にイレギュラー開催された『くるめ楽衆国まつり』は、4月29日(月・祝)開催が決まりました!第6回目となる今回も、明治通り、久留米シティプラザ六角堂広場をはじめ、ほとめき通り商店街や、西鉄久留米東口などを会場に、楽しめる企画満載で送りします!現在、企画内容が詰められており、具体的になりましたらあらためてご紹介いたします。乞うご期待!くださいますようお願い申し上げます。

 その他にも、『ブリヂストン通り久留米城址のさくらまつり音楽祭』や、『サイクルファミリーパークさくらまつり2024』『スプリングフェスティバル(旧文化街さくら祭り)』などなど、タイトルを聴いただけでわくわくする催事企画が目白押し!の春三月ですね。

 あっ!イチオシイベントが!『KURUME MUSIC FES.2024 @久留米・東町公園』は3月17日(日)に開催が決定。当日、商店街では『まちあるき』も行われており、賑やかになりそうです。機会を見つけてお出かけください。

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もりさんぽ

vol.62「がんばる!商店街」
ヒト・モノ・コト ツナグ研究所
​商業活性 人材育成コンサルタント
​久保 森住光

 新年あけましておめでとうございます。辰年!街全体が上り調子になることを祈る、新しい年の幕開けです。

 昨秋から、多くの催事が実施されました。10月『くるめ楽衆国祭り』は、心地よい秋の空の元、たくさんの子どもたちで賑わいました。11月は、『たまがる大道芸』が開催され、県外からも多くのお客さまをお迎えしました。12月には、『くるめ光の祭典ほとめきファンタジー』や、『まちあるきクリスマスマーケット』で、歳末ムードを醸成いたしました。おかげ様を持ちまして、どの催事も好評を得ることが出来ました。御礼申し上げます。

 そんな中、12月に一番街多目的ギャラリーで、商店街主催による『フリーダム マーチ その周辺展Ⅱ』を開催することが出来ました。多様で多彩、多才なアーティスト7名による作品展。搬入から見ておりましたが、展示手法も豊か。ギャラリー空間に魔法がかかる!とは、言い過ぎではなく、本当に目を見張るものがありました。もちろん、展示作品も才能と個性にあふれる逸品ばかり。訪れたお客さまも、じっくりと、また、ゆっくりと詳細に観覧なさる姿が印象的でした。

 この1年間に、(株)ハイマート久留米(まちづくり会社)様のご協力のもと、商店街との繋がりや連なりを求めて、「周辺展」と称した企画展を2回実施することが出来ました。感謝申し上げます。中心市街地商店街は「ハブ」の役割を持つ場所。恒例となっている、『むつもん雑貨市』は、開催100回を超えました。JR九州久留米駅様の展示は、いつも子どもたちの笑い声が響きます。ありがたや!将来人口推計で久留米市は、2020年303,316人でしたが、2050年には260,912人との予測が。両年比較で86.0%と驚異的な下落が想定されています。久留米エリアの価値向上に更に取り組まなければなりません。2024年も、『がんばる中心市街地商店街』でありたいと願います。

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JR久留米駅展示
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​『フリーダムマーチ その周辺展II』

もりさんぽ

vol.61「楽しみは、近くに…」
ヒト・モノ・コト ツナグ研究所
​商業活性 人材育成コンサルタント
​久保 森住光

 本誌上に、コラムを書かせていただくようになって、もう随分と経ちました。「書くネタが良くありますよねえ?」と感心なさる方もいますが、楽しんで書いております。(笑)本誌に投稿されている方々のコラムを読むのも、これまた楽しみですよね。

 数ある連載コラムから、最近、黒岩さんのコラムが特に楽しみになっています。多趣味と言えば、かっこいいのですが、私は興味関心がデカく!拡がることが多くあります。ほぼほぼ、広く浅いのですが『JAZZ』も、その一環で10年来ハマっております。そんな中、黒岩さんのコラムが始まりました。毎回、おすすめ盤を提示してくださる。久保は、即時反応!⇒購入⇒試聴⇒悦に浸る⇒SNSで行動を披露⇒「名盤じゃないですか!」との反応を愉しむ!を繰り返しています。

 久留米は、音楽が本当にあふれる街ですね。鮎川誠さん、松田聖子さん、チェッカーズ、家入レオさんなどの著名人を出すまでもなく、素敵な音楽愛好者が多くいらっしゃいますね。また、黒岩さんのお店をはじめ、「音」を楽しめる場もたくさん!うれしくなります。JAZZで括れば、ライブも盛んでとても素敵な演奏者の皆さんが、久留米で演奏なさっているとか!こりゃ、探してでも参加しなければ ! ですね。

 と、言うわけで、街へお出かけなさいませんか。寒い季節ですが、イルミネーションも点灯されますし、華やぐまちなか!商店街界隈で、お待ち申し上げます。

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