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​情報紙 SECOND

SECOND Column Page

​お空のキャンパス⑥

みんなのサロンSORA
​ドリームサポーター 村谷 純子

認知症予防カフェ そらいろ

 

久留米市では、2023年時点の推計値で5人に1人が認知症となっており、今後も増え続けると推計されています。このことから認知症は、誰もがかかりうる身近なものになってきました。このような社会では、介護保険などの公的な制度だけではなく、人と人との支え合いの仕組みづくりが大切です。みんなのサロンSORAでは、「オレンジ協力隊」として市に登録し、団体として認知症の人やその家族を支援していく取組みを実施しています。

先月から月1回スタートしたのが、「認知症予防カフェそらいろ」です。誰でもが気軽に参加でき、お好みのドリンクとお菓子を食べながらゆっくりとおしゃべりしたり、簡単にできる体操やギター演奏、ゲームやカラオケ等と笑いあり涙ありで楽しい時間を過ごせるようになっています。最高年齢102歳の先輩が歌う久留米音頭や東京キッドは

毎回拍手喝采です。みなさん、ぜひお待ちしています。

 

 

認知症予防カフェそらいろ

日時:毎月第4木曜/10:00〜12:00

場所:みんなのサロンSORA

参加費:500円

問い:080-3996-4211

​お空のキャンパス⑤

みんなのサロンSORA
ドリームサポーター 村谷 純子

~地域密着型子育て支援~

防災・減災支援活動もしものためのいつものアクション

 

私たちは、この数年「フェーズフリー」というコンセプトで防災活動を続けています。「フェーズフリー」というのは、“いつも

(日常)”や“もしもの(非常時)”のフェーズ(社会の状態)にもかかわらず、すべての人の適切な生活の質を確保しようと

する考え方です。こうした考え方が重要な理由は、日常を豊かにする活動自体が非常時に備える事に繋がり、役に立つことが増えるからです。

暮らしの同線にあるみんなのサロンSORAでは、日頃から顔の見える関係という信頼関係の強みがあり、いざという時にもその強みが活かされてきています。現代社会の問題でもある、希薄化した人間関係は、災害対策からみても重要な課題です。SORAに集うコニュニティの方々とさらに関係を深めながら、昨年度より「あかちゃんのための防災講座」を開催しママ達と小さな命をどう待っていくかを一緒に考えています。今後も久留米市や防災活動団体等とも連携していきますので、どうぞう気軽にお問い合わせ下さい。

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​お空のキャンパス④

みんなのサロンSORA
ドリームサポーター 村谷 純子

「おむつケーキ」に  思いを込めて

 近年における虐待による死亡事例は、年間50件以上を超え、1週間に1人の子どもが命を落としています。虐待によるこども家庭庁専門委員会は、虐待で2022年度に死亡した子ども72名の検証結果を公表しました。そのうち0歳児の割合は、47.9%、中でも0日児の割合が19.1%、さらに3歳児以下の割合が77.2を占め、悲しい実態が今の子育ての期の状況です。その背景には、ママのメンタルケアが最も重要で、悲しい現実を
1人でも減らせるように、みんなのサロンSORAでは、LINE相談や対面相談などを無料で対応しています。また、「みんなで子育て」をモットーに、乳幼児対象にあそび場を開放したり、絵本の読み聞かせ会や手形足形アート、助産師によるタッチケア教室などもお気軽にご参加出来るようにしています。
 1人で悩まず、私達も一緒に子どもさんの成長を育むことが出来たらと、地域密着型子育て支援を行っております。今月は可愛らしいお雛様が皆様を
優しくお出迎えしてくれますよ。

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​お空のキャンパス③

みんなのサロンSORA
ドリームサポーター 村谷 純子

赤ちゃん用のおむつをデコレーションした「おむつケーキ」

 みんなのサロンSORAスタッフの瑞穂さんは、現在32歳。私が児童発達支援センター勤務時代の教え子、ダウン症の女性です。14年間無遅刻無欠勤。SORAスタッフやご近所さん、お客様に見守られながらサロンの徹底した衛生管理作業や「おむつケーキ」製作に日々取り組んでいます。作業を繰り返しこつこつと行うことが得意な瑞穂さん。「形が出来ていくことが何より楽しい」と話します。1年目はおむつをうまく巻けず悔し涙を流すこともありました。2年目には、周囲から「きれい」と言われるほどに成長。今では、久留米市内はもちろん!全国各地からもご注文いただいています。昨年8月には、おむつケーキアトリエも完成して、気軽に商品を選べるようにディスプレイしていますので、お気軽にどうぞお越しください。久留米市のふるさと納税返礼品としてもご紹介されています。おむつケーキに、「生まれて来てくれてありがとう」のメッセージを込め、命の大切さや、「みんなで子育て」を合言葉にサロンでも、子育て相談やタッチケア教室、ママ会などの子育てサポートも行っています。

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​お空のキャンパス②

みんなのサロンSORA
​ドリームサポーター 村谷 純子

 田園風景に波の音、トンビの声が聞こえるふるさとで育った私は、毎日胸いっぱいに創造力をふくらませ、野山を駆け回って遊ぶ、幼少期を過ごしていました。そんな私の側で「今日もお山の学校に行こう」と声をかける祖母がいます。

 先生はお山で、私達が生徒、ミミズやイタチのぷんすけは、お友達。みかんの葉の笛で、どっちが長く吹けるか比べっこ。山には沢山の宝があるのよ!と今日も自慢げに祖母は微笑みながらわたしをワクワクさせてくれます。

 大自然の中で知恵と創造力を発揮させるあそびは、今の私のこころの土台でもあります。大人になるにつれ、ついつい忙しさに追われ、空を見上げる事を忘れて現実ばかりを追うこともあります。そんなとき、たまには、大きく深呼吸をしてお空のキャンパスにやりたいことや、好きなことなど描いてみてはいかがでしょうか?

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©︎freepaper_second
顧問弁護士:ことまる法律事務所
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