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​情報紙 SECOND

SECOND Column Page

Dr.わーだーの養生記
vol.80「腹筋を使おう。」
心血医院 院長 和田 豊郁
両手で荷物を床から持ち上げるときには腰を落として臍に当てるようにして肩甲骨を引き寄せて背中の筋肉を使って息を吸いながら上げるのが腰を痛めないやり方です。このとき意識はしていませんが腹筋も使っています。体育の授業でやった上半身を起こす腹筋運動は腹筋が弱っていると腰を痛めるそうです。そこから類推するとギックリ腰予防には腹筋が弱らないようにすること?という考えになりますが、悪い結果が出ることが予測される人体実験は禁止されていますからこのことが証明される日は来ません。一般に、うまく行かなかったときにこれではダメだ、ということは分かりますが、うまく行く方法はなかなか分からないものなのです。腹筋はベッドから起き上がったり排便時に力んだりするときにも使いますが寝ている間に筋肉は減りますから毎日余分に使いましょう。その場で駆け足をしても軽くジャンプしても腹筋は使われますが腕を振って胸を張って歩いている間はほとんど使われません。

Dr.わーだーの養生記

vol.79「くだものはジュースにしないで」
心血医院 院長 和田 豊郁

ジャングルではチンパンジーは群れで食べて回り、1か所にとどまるのは5~10分で、すぐに次の餌場に向かいます。食べつくすようなことはしないので別の群れが来てもじっと待っていて食糧の奪い合いになることはないそうです。人間はどうでしょう?くだもの食べ放題の会場では空腹でもバナナはいちどに2本までで3本目には手を出さないでしょう?でもさらに桃なら1個、キウイも1個、ブドウなら1房は多いかな?リンゴも1個はちょっと多いかな?でもミカンなら何個か食べられる、みたいに他のくだものは食べようとします。いちどに食べられる適量をからだは知っているようです。ところが、皮や種を取り除くだけでなく切ったり、すりつぶしたり、ジュースにしたりして元の形が分からなくなると、とたんに適量も分からなくなり容易に摂り過ぎ状態になります。からだに良いはずのくだものでも過量摂取は糖質過剰状態になりますから脂肪肝や糖尿病を悪化させる原因になるかもしれません。

Dr.わーだーの養生記

vol.78「大股歩き」
心血医院 院長 和田 豊郁

その場足踏みでは指の付け根あたりで着地します。階段を降りるときにも同様です。浴衣では、すそが広がらないように歩くので常に鼻緒のあたりに体重がかかります。すべりやすい濡れたタイルの上を歩くときにはスニーカーでも着地するのは指の付け根あたりです。そもそもスニーカーは忍び足で歩ける靴という意味。このような歩き方では常に足の裏の範囲内に重心があるため、よっぽどのことがない限り転びにくいものです。ところが私は小学4年生のとき運動会の行進の練習の翌日、温泉の大浴場で大股で歩いたら何歩も歩かないうちにカカトがすべって後頭部を床に打ち付け動けなくなったことがあります。後ろ側の足は走るときには蹴りますが歩くときには蹴りません。足が上がったら脚は振り子運動となりますから膝を曲げておかないと途中で足先が地面に当たります。歩くだけでも膝には体重の5倍の負荷がかかると言われています。もっと衝撃のかかるバレーボールでは常に膝は曲げたままです。

Dr.わーだーの養生記
vol.77「足のむくみ」
心血医院 院長 和田 豊郁
じっと腰かけていると足がむくみます。むくみを指で圧迫しまくったり、ふくらはぎの下にものを敷いて足を高くして寝たりすると翌朝足がパンパンに腫れあがりますからやってはいけません。毛細血管の前後では水が出入りしていますから静脈やリンパの流れを悪くするとむくみます。リンパ管は簡単に壊れるので圧迫してはいけません。ふくらはぎの下にものを敷くとそこで静脈が止まってしまってむくみます。手や足を下げていても静脈血やリンパ液が心臓に戻るのは弁があるからです。腕や脚の付け根までは自動的に上がってきます。脚の付け根から心臓までは体を起こしていると水圧がかかりますから腰かけてじっとしていると足はむくみます。ふくらはぎの筋肉を動かすと筋肉の間にある静脈が圧迫されて心臓まで血液が跳び上がります。ふくらはぎを動かさないと第二の心臓にはなりません。体育座りのように膝が心臓よりも上にあればサイホンの原理で脚の血液は腕と同じく心臓に吸い込まれて行きます。
Dr.わーだーの養生記
vol.76「ビタミンD」
心血医院 院長 和田 豊郁
骨を強くすることで有名なビタミンDですが食物から十分な量を摂ることはできず多くは皮膚で合成されています。皮膚に紫外線が当たるとコレステロールがビタミンDになるのです。夏のバカンスで地中海沿岸のモナコやニースに日光浴に訪れる北欧の人々。ビタミンDは脂溶性なので脂肪に蓄えることができますから夏の間にビタミンDを脂肪に蓄え冬の転倒に備えようという作戦なのかもしれません。でもモナコやニースでも札幌よりも北。紫外線はそんなに強くありませんが皮膚がんのリスクもあり誰もが日光浴に行けるわけでもなく北欧のフィンランドでは牛乳にビタミンDが添加されていたりします。新型コロナが流行したときフィンランドでは感染者も死者数も少なくビタミンDが免疫の機能・調節に関係したと考えられています。日本人のビタミンDの血中濃度の調査では女性の9割、男性の8割が不足でした。紫外線対策をしっかりするならビタミンDはサプリメントで摂るのが現実的かも。
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顧問弁護士:ことまる法律事務所
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