
情報紙 SECOND
SECOND Column Page
ボスエリ日記 -うんこのお供-
Vol.35
cafe&BAR La Mer(ラ・メール)
iPhone 即日修理屋さん 久留米店
店主 田中 英里
SECONDは月1だけど、お店の常連や友人が集まる店のオープンチャットでは日々しょうもないことばかり書いているあたし。そこではたまにしょうもないイベントをする。想像力に訴えかける大人の言葉遊び、「全裸祭り」。
「昨日何してた。今何してる。明日何する。そんな日常をみんなに報告してください。ただ最後に「全裸で。」って一言だけつけてね。」普段あたしが書いてばかりだが、これをするとみんなが参加してくれる。
愛犬と散歩をしてきました。全裸で。
試験が近いので勉強しています。全裸で。
明日は日田で当直医です。全裸で。
麻雀してます。全裸で。
叔母が亡くなったので家族葬の準備をしています。全裸で。
ご冥福をお祈りします。全裸で。
来週はライブに出演します。全力で演奏します。全裸で。
非常識極まりない人に注意します。全裸で。
何気ない報告なのにたった一言付け加えるだけでニヤつける。全裸を意識せず、普通で、真面目であればあるほどおもろい。終わりを決めないとエンドレスなのでだいたい24時間。その1日はいつもより携帯を覗いてはニヤついている。やめられないアホ行事。
それでは私もこれからiPhoneを修理してきます。全裸で。
ボスエリ日記 -うんこのお供-
Vol.34
cafe&BAR La Mer(ラ・メール)
iPhone 即日修理屋さん 久留米店
店主 田中 英里
あたしはよくふざけていると言われるが仕方ない。これは遺伝だ。
実家は島根県江津市。日本海沿いの町。小学生の頃、家の近所のトンネルの近くにある追い越し禁止の標識が自慢だった。なぜなら父が「ワシが建てた!」と言ってたから。お父さんはみんなのためにお金を出したんだ。社会貢献の鏡と思って通るたび友達に自慢していたが、母に「恥ずかしいからやめんさい。」と言われた。要は標識の1本や2本は建てられるくらい交通違反の罰金を払ってきたという意味だった。
夏に家族で海でバーベキューをしてたら沖に船が見えた。
父「まずい!北朝鮮だ!さらいにきたぞ!逃げろ!」
怖くて泣きながら撤収した記憶があるが、それも大きくなって母に聞いたらただの漁船だった。当時父は素潜りでアワビやサザエを獲っていたので、要は密漁だったのだ。漁業組合に見つかったら怒られるから逃げていたらしい。幼い頃の記憶というのは鮮明で、いまだにあの恐怖感は消えない。
でも気付けばあたしも平然と嘘をつく体質になった。友人の息子には長年年齢を20サバを読んでいるが、5才になったのでだいぶ知恵がついてきた。薄々ママより年下のわけがないと思っている。ことあるごとに年齢を聞かれるが、32才を貫いている。とりあえずいけるとこまでいく。
ボスエリ日記 -うんこのお供-
Vol.33
cafe&BAR La Mer(ラ・メール)
iPhone 即日修理屋さん 久留米店
店主 田中 英里
あたしはこんなにも合理的かつ効率的に生きていきたいと思っている人間なのに落ち度が激しい上に運が悪い。しなくていい(言わなくていい)ことをしては気まずい思いをする。
2年前の春、かわむら食堂にご飯を食べに行ったらのりちゃん(店主)がレジ袋いっぱいのつくしをくれた。
の「珍しいでしょ?季節物だし。」
エ「わー!ありがとー!」
もらって帰っていたものの、大量のつくし。ハカマ取るのも調理するのも面倒くさいなあと思っていたところに知り合いのご夫婦に遭遇した。
エ「つくし食べる?季節物だし、珍しいでしょ?」
夫婦「いいの?ありがとー。」
喜んでくれるところへ行くのが1番だ。しかしどんな確率なのかその夫婦はその後かわむら食堂に行って、つくしをのりちゃんにやった。
速攻のりちゃんから電話がかかる。
の「えりちゃん!つくしどうした?!」
エ「ん?‥どうしたっけ?」
の「季節物ってもらったのよ。ここにあるけど?」
かわむら食堂から出たつくし。30分未満でかわむら食堂に戻った事件。そもそも頂き物をすぐ人にやるあたしに問題はあるんだけどさ。たまたまバッタリあった知人がそのあと同じ店に行く可能性ってどれくらいよ。不運でしかなくない?
こうして浅い人間であることがバレていく日々。あ。さらにSECONDで自らバラしてしまった。諦めの良さもチャームポイント。
ボスエリ日記 -うんこのお供-
Vol.32
cafe&BAR La Mer(ラ・メール)
iPhone 即日修理屋さん 久留米店
店主 田中 英里
ラメールのスタッフともちゃん。顔は怖いが心は優しい。
以前忙しい日に氷が足りなくてコンビニに走ってもらった。あたしが行く時は1.2kg入りの氷を片手に4個ずつ(合計8袋)が持てるMAX。「持てるだけ買ってきて!」と言った。男だし10袋くらい買って来てくれるかなと思っていたら22袋買って来た。
エ「買い過ぎやろ。常識的にわかるやろ!」
と「だって。えりちん持てるだけって。」
むしろ褒められるだろうくらい思っていたともちゃんにとっては衝撃的な出来事だったようだ。
その後スナック菓子が足りなかった日にスーパーに走って
もらったら、前回怒られた反省を活かして10袋しか買って来なかった。
エ「少ねーよ!お菓子なんて軽いのに!もっと買って来てよ!」
先日もお菓子を買って来てと頼んだのだけど、
と「30袋にしようか40袋にしようかすごく悩んだけど、30袋に
した。やっぱり40袋だったかな?」と言う。
エ「そんなしょうもないことで気を揉んでんじゃねーよ!デリ
ケートか!」
どっちみち怒られた。
長年昼間の仕事をしながらもちょくちょくバイトに入ってくれる。理不尽な目に遭っているのにやめないのが奇跡。
ボスエリ日記 -うんこのお供-
Vol.31
cafe&BAR La Mer(ラ・メール)
iPhone 即日修理屋さん 久留米店
店主 田中 英里
昨夜もラメールカウンターは不動のしょうもないトーク。常連さん達のカウンターは誤爆話で花が咲く。身近な人の話だけでも意外と尽きない。
エ「あたしの友達、旦那から「会いたい。」ってLINE入ったんだって。「絶対私に使う言葉ではないんだけど。どうしてくれよう?」と言うの。あたしは「好き」とか「愛してる」とかじゃないからまだましじゃね?とは言ったんだけど。」
するとなぜだか全員が会いたいの方がダメだと言う。「なんかいや。」「なんかリアル。」「なんか腹立つ。」みんなで笑った。もし自分がやってしまった時の言い訳をみんなで考えてて、携帯の予測変換機能のせいにすれば?という話からみんなの「あ」の予測変換をチェックすることにした。
お「予測変換って?」
エ「言葉の通り。その人がよく使う言葉を携帯が記憶してて使いやすく出してくれるんだよ。先生の「あ」を見てみよう‥ギャハハ!「旭町!」「先生らしい!」
ト「俺は「ありがとう」だ。」
き「俺も。」
エ「なんやねん!君ら感謝の塊か!徳が高いんか!仏か?イエスか?」
な「俺は『ありゃ』だ。」
エ「それはそれでカワイイな。」
みんな「えりちんは?」
エ「どれどれ?‥‥。」
「赤垣屋」だった。みんなの期待を裏切らない。所詮「あ」を打つと近所の焼鳥屋が出てくる52才独身女。どうかしてるぜ。